何やっても続かない人へ
「この音楽いいな、ずっと聴き続けられるな」
「このゲーム一生できるな」
など思っていても、途中で辞めたり続かなかった経験はありませんか?
これらは「飽きる」「慣れる」という感情が原因です。
本記事では飽き性の方へ見てほしい内容です。
✅この記事を読むと得られること
2つの飽き性対策
✅自己紹介

2つの飽き性対策方法
幸福度をキープするのは難しい
僕は学生時代、旅行や映画が大好きでした。
しかし、社会人になってお金に余裕が出てくると、今まで大好きだった旅行や映画などに対して幸福な感情を得にくくなってきました。
学生の頃よりも今のほうがお金があるのに、なぜか楽しめていないような感じがするのです。
これは人間の脳の仕組みに原因があります。
実は、人間はマイナス感情よりもプラス感情の方がニュートラル状態へ近づくスピードがずっと早いそうです。
つまり、「嫌な仕事」よりも「大好きな趣味」の方が本人にとって当たり前状態になりやすいということです。
学生時代:お金がなくて年に数回
今:お金に余裕が出て月1くらい
学生時代:お金がなく年に数回映画館で
今:Amazon PrimeやNetflixで好きな時に何度でも見れる
何をするにしても、幸福度や満足度がずっと続いている状態で人生を過ごしたいですよね。
そこで今回は、この幸福度を保ち続けられる2つの飽き性対策をご紹介したいと思います。
オリジナルのご褒美ルールを作ろう
慣れてしまった当たり前状態を自らぶち壊すルールを構築しましょう。
そのものが”手に入れがたい”難易度の高いものだから幸福度が高くなるのです。
例えば僕なら、以下のようなルールを作ります。
- 1週間毎日勉強できたら1回旅行に行ける
- やるべき勉強を一通り終わらせれば1本映画が観れる
こうするとお金があれば行きたい時に何回もできる映画や旅行の難易度が上がって、手に入れがたいものになりましたよね。
スポットを変えよう
ここでのスポットとは、ものの見方や考え方のことを表します。
つまり、今までとは違う視点で見ることで飽きを無くそうという対策です。
ミシガン大学でこんな研究がありました。
複数の被験者を対象に以下の2つの質問をします。
2)今持っている車の車種を聞いたあとにドライブの満足度はどれくらいか
これらの質問に対する答えの集計結果は以下のようになりました。
高級車に乗っている人もリーズナブルな車に乗っている人も満足度に差はなかった。
2)今持っている車の車種を聞いたあとにドライブの満足度はどれくらいか
高級車に乗っている人の方がリーズナブルな車に乗っている人よりも満足度が高かった。
高級車を購入した場合でも意識せずに過ごしていると、それに慣れてしまい数年後にはリーズナブルな車とは変わらない単なる乗り物という見方になってしまいます。
これが幸福度を下げる原因なのです。
この研究では、車種を聞いて「自分は高級車を持っているんだ」という感覚を蘇らせることにより満足度を上げましたよね。
このように、下がった幸福度/満足度を元に戻すには、最初に見出していた価値の再確認をしたり、新しい見方をすることが大切です。
まとめ
2つの飽き性対策
今回の記事はいかがでしたか?
自分にとって思い当たる経験があったのではないでしょうか?
1)ご褒美ルールを作る
2)スポットを変える
この2つを意識して自分が楽しいと感じることを続けていきましょう!
実践行動:旅行と映画のマイルール設定
旅行
・小目標を達成したら旅行に行くことができる
・お金がなかった学生時代を思い出してありがたみを知る
映画
・小目標を達成したら映画館に行くことができる
・家で見る時は周りの環境を整えて映画館にいるかのようにする
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